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医療設備研究班が52時間の停電被災〜備えと対応実践〜 太陽光発電とカセットガス発電機HONDA "enepo" (エネポ) 電気工事士免状取得25年、療養住環境や医療福祉設備の停電対策を研究してきたAmpiTa研究班が被災。研究成果の活用や失敗を紹介します。




発災

発災

9月4日13時半頃

 4日13時半頃に、私たちの拠点がある兵庫県伊丹市は停電しました。

 関西電力の記録を見ると、この時間帯に100万世帯規模で停電が拡大した模様です。


発災後15分

様観 ⇒ 初動

 最初の15分くらいは『すぐに戻るかな』と様子を見ていましたが、復旧する気配がないため停電対策初動を開始しました。





初動(停電後5分で確認)

発災後20分

状況把握

 まず、被害状況を確認しました。

 次に、停電して困るものを想像しました。

 同時に、どのような電力確保手段があるか再確認しました。
 後述する自家発電関連が大きな電力源ですが、各装置の内蔵バッテリやUSBモバイルバッテリ、自動車なども貴重なエネルギー源になります。



信号消灯

被害状況

 まず自家単独の停電かエリア停電かを確認しました。
 この時点では木が倒れそうな強風が吹いていたため屋外には出れないので窓から外を確認しました。

 昼間なので街灯や臨家を見てもわかりませんが、信号機が消灯していたのでエリア停電だろうと判断しました。

 関西電力の停電情報サイトは伊丹市の停電状況が反映されず、このシステム自体は48時間後も機能不全のままでした。
 別な資料によればこの頃の兵庫県内(兵庫支社管内)の停電は約20万軒、関西電力全体では145万軒超であったようです。



ガス

電力以外の生活インフラ

 停電が確認されたので、他のインフラの状況も見て回りました。

 ガスは正常です。ガスコンロは乾電池で点火できるので停電は無関係です。
 給湯器はリモコンが消灯しているので、使えないだろうと判断しました。

 水道は蛇口から安定して水が出ていたので大丈夫と判断しました。

 電話は不通です。停電対応の電話機ですが、恐らく光回線自体に問題がありそうです。
 同様にインターネット、ケーブルテレビも不通です。CATVの脆弱性を痛感しました。

 携帯電話は通じます。皆が通信の遅さを感じていたのでネット回線はビジーであったかもしれませんが、通じました。





初動(停電後30分以内)

発災後30分

対応始動

 状況把握から、電力喪失を要因に通信系がダウンしていることを確認。
 我々が取り組むべきは停電対応であることを再確認し初動に入りました。



コンセント

自家発電の確認

 大きく3つの自家発電機能を持っていたので、動作に入りました。

 太陽光発電はシステムに異常はなく動作しましたが、天候が悪いため発電量は少なく、日没まで4時間程度なので携帯電話の充電用にしました。

 ガス給湯発電機エネファームは原因不明で発電ならず。

 3つ目は可搬型発電機なので、あとで準備しました。



太陽光発電リモコン

太陽光発電(自立運転)

 太陽光発電システムを自立運転させます。

 シャープ製の場合について簡単に説明します。
 停電前までは太陽光発電は電力会社の電源と連系(同期)しているはずなので、モードは『連系』になっています。
 リモコン側面の『連系/自立』ボタンを押して『自立』に切り替えます。
 モードが切り替わったあとは停止状態なので、リモコン側面の『運転/停止』ボタンを押して『運転』に切り替えます。



シャープ:太陽光発電システム蓄電池システム 取扱説明書(リモコン:JH-RWL2)
シャープ:太陽光発電システム蓄電池システム 取扱説明書(リモコン:JH-RWL2)




太陽光発電リモコン

太陽光発電の確認

 リモコン画面に『自立運転中』の表示が出れば自立運転が始まっています。

 ただし太陽光がなければ発電しませんので、実際にコンセントに何かを差し込んで確認しましょう。

 一般的には、太陽光発電の自立運転専用コンセントが宅内のどこかに設置されているはずなので、それを利用しましょう。



太陽光発電リモコン

使用開始

 今回の発災は9月4日、まだまだ暑い日でした。大雨と強風で窓も開けられないので扇風機を使ってみました。

 残念ながら結果はNG。
 時刻は13時台ですが、さすがに台風の真っ最中では発電量は0kWでした。

 ただし、iPhoneの充電ができました。
 コンセントに取り付けたパイロットランプで発電されていることは何となくわかっていましたが、試してみるものです。



※.当サイトで紹介する情報は災害時の安全を約束するものではありません。参考情報としてご覧ください。





医療設備研究班が52時間の停電被災〜備えと対応実践〜 太陽光発電とカセットガス発電機HONDA "enepo" (エネポ) 電気工事士免状取得25年、療養住環境や医療福祉設備の停電対策を研究してきたAmpiTa研究班が被災。研究成果の活用や失敗を紹介します。

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AmpiTa Project

www.ampita.net




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