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医療設備研究班が52時間の停電被災〜備えと対応実践〜 太陽光発電とカセットガス発電機HONDA "enepo" (エネポ) 電気工事士免状取得25年、療養住環境や医療福祉設備の停電対策を研究してきたAmpiTa研究班が被災。研究成果の活用や失敗を紹介します。



私たちの実体験


電気と工事

臨時休業

暴風雨の屋外

 給湯器は屋根のない屋外にあります。

 玄関先ではなく建物の裏手です。

 台風の暴風雨の中で屋外作業はしたくないですし、トタン屋根などが飛んできて危険です。

 私たちは屋外作業なしに給湯器への給電に成功しました。



分電盤

分電盤から送電

 私たちは屋内の分電盤から給湯器へ電力供給しました。

 ここから先は電気工事士免状が必要となります。

 分電盤のカバーを取り外して分岐回路の配線を顕わにします。
 目的とする回路の配線を分岐ブレーカーから取り外します。
 その線を、別に用意したVVFケーブルと結線し、そのVVFケーブルを発電機から取った100Vの電源に接続します。

 宅内の遮断機は通りませんが、発電機の遮断機を通っているので万が一の際には発電機側で遮断されると考えております。



臨時休業

結果の概要

 給湯器リモコンから操作が行え、浴槽に湯を張ることができました。

 分岐回路のどれが給湯器とつながっているのかが分からず『1Fトイレ・浴室・洗面』という回路に電力供給しましたが、これは失敗でした。
 『自動電源切替器』という聞きなれない回路があり、試しに流してみると動作しました。
 名称からすると太陽光発電の方につながっていると思っていましたが、エネファームでした。



臨時休業

停電時入浴

 今まで使った事のない、水位=10(MAX)という設定で、湯温は42℃と少々熱いお風呂にしました。

 水位10は、浴槽から溢れます。もったいないので、次回からは9にします。

 照明は使えないので懐中電灯にスーパーの袋をかぶせてランタン化。
 なるべく明るいうちにお風呂に入ります。

 初日は台風が過ぎたあと、夜も作業したので2回目の入浴もしました。



私たちの実体験





世の中・一般論



入浴energy

電気・ガス・水道

 入浴するには電気・ガス・水道の3アイテムが揃っていることが条件でした。

 水が無ければ風呂とは言えません。

 真夏であれば温めなくてもぬるい水が出ますが、できれば40℃くらいに温めたいので熱源が必要です。私たちの設備はガス給湯器なので都市ガスが必要です。

 残念ながらガス給湯器を動かすためには電源が必要でした。
 30年程前までは風呂場に置くバランス釜が普通でした。リモコンもタイマーも無いので不便でしたが、電気を使わないのでガスさえ通っていれば給湯できました。


大阪ガス:防災性(停電が発生しても自立運転で発電を継続。給湯・暖房も使用可能)
リンナイ:給湯器の種類



停電

停電

 今回は大阪ガスと市水道局は正常でした。

 大規模停電という非常事態において、給湯器が使えなくなっていました。

 しかしながら、私たちは自家発電を持っていますので、給湯器の制御系に電力を供給できれば動作するのではないかと考え、チャレンジしました。

 結果は、成功です。





エネファーム給湯器の弱点

自立運転

自らを救えない発電

 私たちのエネファームには停電時に発電する機能が搭載されています。

 しかし、停電した瞬間に発電をしていないと、停電時発電機能は喪失したまま復電するまで使えません。

 それは仕方ないのですが、燃料電池ユニットとの連系があるため貯湯運転もできなくなるようです。

 水道管から流れて来た水を温めることはできますが、貯湯槽から湯を供給することができなくなるのは痛手でした。



追い焚き

停電時の運転おすすめ

 停電時は新たに貯湯できなくなることがわかりました。

 次回からは、浴槽にシャワーで水を張ります。

 追い焚き運転は可能なので、まずは水を用意してそれを温めさせます。

 この方法を使えば貯湯槽には大量の湯(水)を残すことができます。



水

貯湯槽の水

 貯湯槽に湯(水)を残す理由は、水源確保です。

 マニュアル通りならば『飲用禁止』です。飲み水ではありません。

 しかし、浴槽に入れるためのきれいな湯なので手洗いや洗顔には使えます。

 サバイバル用の浄水装置を使って『川の水を飲んでください』と言われたときに、本当に川の水を飲むのか、それともマニュアル違反をして貯湯槽の湯を飲むのか、非常時にはそうした選択も迫られます。




※.当サイトで紹介する情報は災害時の安全を約束するものではありません。参考情報としてご覧ください。






医療設備研究班が52時間の停電被災〜備えと対応実践〜 太陽光発電とカセットガス発電機HONDA "enepo" (エネポ) 電気工事士免状取得25年、療養住環境や医療福祉設備の停電対策を研究してきたAmpiTa研究班が被災。研究成果の活用や失敗を紹介します。

バナースペース

AmpiTa Project

www.ampita.net





医療設備研究班が52時間の停電被災〜備えと対応実践〜 太陽光発電とカセットガス発電機HONDA "enepo" (エネポ) 電気工事士免状取得25年、療養住環境や医療福祉設備の停電対策を研究してきたAmpiTa研究班が被災。研究成果の活用や失敗を紹介します。