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貯水槽の水は案分すべき。

Everybody should share the water of the water tank.

防災井戸

 

 貯水槽の水は断水時の大切な資源。そして停電時は建物の孤立を防ぐ資源。





高架水槽

設置

 ビルやマンションなど概ね3階程度を超える建物には、屋上などに高架水槽が設置されています。

落差

 地上からポンプで揚水した水は、屋上からであれば落差で流すことができるので停電中でも水を使う事ができます。

揚水と渇水

 停電により揚水ポンプが停止してしまうと、道路の地中に埋まっている水道配管が正常でも、高架水槽に水が貯まらないため水が出なくなってしまいます。

残留水の分配

 高架水槽に残っている数トンの水を建物内でどう配分するか、ルールが無いとすぐに枯渇してしまいます。
 水洗トイレは1回10リットルくらい使いますし、貯湯式の給湯器は湯量を維持するために自動的に取水します。

 生命に危険がないのであれば、高架水槽の出口バルブを閉じてしまい、バケツやペットボトルを使って戸別に給水するような方法が取れれば渇水は避けられますが不便が伴います。

浴槽200L×50戸≒10トン

 高架水槽に10トンの貯水があったとしても、50戸の各世帯が浴槽に水を貯めれば10トンの水が使われます。
 浴槽の水は飲用できないので、調理用水は別に確保する必要が発生します。
 節水が徹底されれば、前記の場合1戸あたり200リットルの飲用水が確保できます。2リットルのペットボトル100本も入手困難、運搬も容易でないので共用水の取水ルールの重要性は平時から共有が必要です。




揚水ポンプ

停電対策

 揚水ポンプとは、水を高いところへ揚げるためのポンプです。
 停電対策があれば水は出し続けられます。

直圧

 水道局の水道管の圧力で水が出るのは建物の3階程度であると言われています。
 水道管からの直圧で給水できる蛇口が1カ所でもあれば、そちらから当面の給水はできると考えられますのでマンション等の管理者に確認してみましょう。




マンション平和的シェアリング

高置水槽は誰のもの?

 マンションなど概ね4階建て以上の集合住宅では貯水槽が設けられており、屋上に設置された高置水槽は落差で階下に水を供給できます。

 この貯水槽に入っている水は、集合住宅みんなでシェアすべきものだと思います。

どのくらい貯水されてる?

 高置水槽の有効容量は『日最大使用量』の10分の1程度という目安があり、集合住宅で1人300リットルで計算されていれば1割の30リットル程度が最大貯水量と見込むべきでしょう。

 但し空き家があれば割り当てが多くなるので、実際の貯水量から算出すべきです。
 水槽容量は設計図などでわかりますが、常に満杯ではなくある程度減ったら補充するので3分の2程度の残量と見込んでシミュレーションすると適当かもしれません。

久留米市:貯水槽式給水の設計
阿賀野市:給水装置の設計

どうやって分けるのか?

 難題ですが、いくつか方法があります。

 例えば、全世帯の元栓を締めてしまい、一度水道メーターを検針します。そして『各戸100リットルまで給水してください』とアナウンスして一定時間待ちます。その後、高置水槽の元栓を締めてしまいましょう。
 こうする事で、各戸がある程度平等に水を分け合うことができます。

 もう1つの方法は給水所方式です。
 清掃用などで用意されている共用水道からポリタンクなどに水を分けていく方法です。
 この方法だと1軒ずつ誰が給水したかをチェックしなければならず、蛇口が1つしかなければ時間もかかり、停電していれば高層階の住民は階段を使って水を持ち帰る事になります。
 各階で代表して給水用に水道を提供してもらう方法もありますが、水道メーターが回ってしまうので料金負担をどうすのかなどの課題が残ります。


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医療設備研究班が52時間の停電被災〜備えと対応実践〜 太陽光発電とカセットガス発電機HONDA "enepo" (エネポ) 電気工事士免状取得25年、療養住環境や医療福祉設備の停電対策を研究してきたAmpiTa研究班が被災。研究成果の活用や失敗を紹介します。