★今日の課題★
威力業務妨害
釘の出た木材
急ブレーキ
今日は午後から顧客企業を訪問してコンサル。
さぁ事務所を出ようと思ったところで、ど真ん中に木材が置いてあることに気づき急ブレーキ。
降りて近付いてみると2cm程釘が飛び出た木材が置いてありました。
触らずにすぐに110番通報。午前11時18分の出来事です。
警察到着
午前11時半頃に警察が到着しました。
すぐに現場を見てもらいました。
この間、車の出入りが無かったので良かったです。
防犯カメラ確認
警察官と一緒に、スマホを使って防犯カメラの映像を確認しました。
トラックが通ってたまたま落ちていくような位置ではなく、歩道もありますし、敷地に1mくらい入ったところなので、偶然で落ちるような場所ではありません。
録画の時刻を段々と絞っていくと朝8時台に材木があったり無かったりということで、細かな時間を絞ると8時10分には無くて、8時11分にはあることがわかりました。
集中的に見ていると8時10分58秒くらいに材木を置く瞬間を捕らえる事が出来ました。
材木は持参品
材木は、カメラでわかる範囲ではどこかから持ち込まれた物でした。
近くにあったものを少し動かしたというレベルではなく、わざわざ持ち込んでいました。
釘を上に
わざわざ釘が天を向くように、通路のど真ん中に置いています。
置いた直後の笑っている映像
今回の材木を置いた人は4人組の1人、材木を置いた直後に仲間と白い歯を見せて笑っておりました。
少年法
善意の少年?
映像などから、少年の犯行であるのではないかとわかったときに言われたのが『落ちていた材木を拾ってくれた善意の少年』と警察官から言われました。
ただし、わざわざ真ん中に、道路の水平に、釘を上に、どこか遠くから持ってきた材木を置いていることから、ここは反論させて頂きました。
悪意があっても罰しない
当方から善意とは思えないと反論すると、次に『悪意であったとしても、少年法で罰せない』という回答で終わりました。
14歳未満であることが確定すれば、学校に連絡して終わりだそうです。
記録が残らない
地域の学校に該当者が居ないか連絡はするが、個人を特定するような捜査はしてもらいない感じの言い回しでした。
木材と車両がぶつかっていれば『事故証明』が取れたのですが、木材に触れなかったので、事故証明は出ないとの事でした。
警察官はこの証拠品、材木も触らないし、持って帰らないという事で、民間人の誰かが動かすしかないそうです。
動かしたら事件ではない
簡単に動かして、原状回復できるようなことは、事件にはならないとも言われました。
気づかずに釘を踏んでしまえば事故になりますが、気づいたのだからどかせば良いそうです。
怪我や故障が起こらなければ事件ではなく、誰かが怪我をするか財産を失ったら、その人を連れてきなさい、と警察署でお偉いさんから言われてしまいました。
損害賠償
刑事と民事
刑事事件としては、少年であった場合は先に進むことはないとの警察からの説明があったので、ここで終わりです。
ただし、民事は警察は不介入ですので、弁護士でも雇ってやれば良いという主旨の事を言われました。
犯人を特定できない
先述のとおり、少年法が適用されるそうです。
少年法が適用されると氏名などは開示されません。
損害賠償を請求したければ、自分で犯人を捜し出さないとならないということもわかりました。
犯人を特定しても、特定した側を逮捕?
犯人を見かけて、声をかけたり何かをしたら、あなたを罰することになるという主旨の事を言われました。
はっきりとは言っていませんでしたが、少年に対して何かの行動を起こすと、それ自体を罰する法律があるようで、犯人の自宅や氏名は特定できないようです。
損害を実証するのは難しい?
警察からは、民事で争うのは勝手だが、損害を実証できなければならないし、少年の犯行であることも実証しなければならないし、その犯行と損害が直結することも実証しなければならないので、損害賠償請求するだけ無駄だと言わんばかりの説明がありました。
何か良い方法はないか、市民は泣き寝入りかと聞きましたが、民事不介入という事でノーコメントでした。
沈黙が安全策
警察に逆らっても、何も良いことがありません。
少年を守ろうという日本の法律があり、その法律違反をしないように取り締まる警察が居て、国民はその法律を守って秩序を保つというのが、法治国家の一員の務めなのだろうと思いました。
これ以上騒いで、逮捕されると前科者になってしまいますので今回は撤退します。
パンクしないことを願う
防犯カメラの映像で確認すると、おそらく材木が置かれてから除去されるまでの間に通過した車は2台でした。
釘が細いので即日パンクするとは限らないのでいまは結果が出ていませんが、このまま怪我人も故障車も出ないことを願っています。
運動の予定
往復3.6kmの予定
運動不足が顕著なので、今日は早く出て、お客さんの所から1.8km離れたところから歩こうかと思っていました。
そのコースは河川敷を半分、幹線道路沿いを半分、散歩にはちょうど良いので、早めに出て歩くつもりでいました。
ブラックのビジネス用のスニーカーを履き、カバンの中身を減らして歩きやすくしていたので、出鼻をくじかれた感じでした。
ウォーキングマシン
警察対応で奪われた1時間は賠償してもらえるなら、賠償して欲しいですが、実時間は取り戻せません。
夜、ウォーキングマシンで同じ距離を歩くようにしたいと思いますが、景色が変わり、風を感じ、静寂と騒音のメリハリがあるあの環境と違っては1.8km×2回分のウォーキングをする気力は出ないかな、と思います。
本日、最大の実害は秋風の中で散歩ができなかった事かもしれません。
今回は、少年のいたずらという事で片付けられましたが、釘が飛び出た材木を、ほぼ左右対称になるような中央に置き、置いた後ににたついている表情を見ると『いたずら』というレベルで良いのか疑問が残りますが、警察の見解が絶対ですので、市民が逆らうものではないのだろうと思います。
秋風の中で河川沿いを歩こうと思い、スニーカーまで履いて出掛けようとしていたので、残念でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。