★今日の課題★
10秒で落ちてしまうAdobe Acrobat XIの改善
Acrobat X ⇒ XI
CS6シリーズからUpgrade
昨日、米国版Adobe CS6 Master Collectionをインストールしました。
そこにはAdobe Acrobat Xが含まれていましたが、これまでAcrobat だけはXI Proを使ってきていたので、XI Proにアップグレードしました。
Upgrade版インストール
手元にあるUpgrade版はDVDメディアなので、DVDドライブが必要です。
ディスクを入れて起動すると最初に言語を聞いてきます。
ここは『日本語』を選びました。
ウィザードに従って….
あとはウィザードに従い進めていくだけです。
Upgrade版なので、旧製品が入っています。
それを削除してい良いか確認されます。
PDFビューアとしてデフォルト設定して良いかも聞かれます。
シリアル番号を入れます。
ネット経由で認証を受けます。
セットアップのタイプを標準タイプ、すべて、カスタムの中から選びます。
インストール先を変更できます。
私は、そのまま次へ。
インストールを開始します。
再起動をかけると、インストールが完了します。
初回起動時
初回起動時のみ、2つの確認が入ります。
1つ目はソフトウェア使用許諾契約書です。同意しなければ先に進みません。
2つ目は製品の登録です。
Adobe IDと紐づけます。
Acrobat XIの30秒チャレンジ
テンカウントでダウン
Adobe Acrobat XIを起動して10秒ほど経つと、無言でダウンします。
原因は不明です。
何かしていても、何もしなくても、ダウンします。
何かできないか!?
この10秒間で何か設定変更して、どうにかダウンするのを食い止められないかと考えました。
もしかして言語が悪いかと思い、変更してみました。
『編集(E)』から『環境設定』を選び、左のメニューの下から6番目にある『言語』を選びます。
『アプリケーションを表示する言語(A):』のドロップダウンメニューから『オペレーティングシステムと同じ』を選びました。
どれも意味なし
ほかにも色々と環境設定を変更しましたが、結局は10秒くらいでダウンします。
アップデート
10秒以内でスタート
10秒以内にアップデートをスタートさせなければならないので、もの凄く急いで作業します。
Acrobatを起動したら『ヘルプ(H)』から『アップデートの有無をチェック(U)』を選びます。
この時点でAcrobat XIは消えました。
ただし、次の画面『利用可能なアップデートがあります』は表示されました。
『ダウンロード』をクリックすると、このポップアップ画面も消えました。
Windowsの通知欄にダウンロードは残りました。
これでアップデートはできそうです。
アップデート実行
Acrobat XIはダウンしてしまいましたが、アップデートはWindows通知の中に残っていたので、ここでアップデートを実行します。
アップデート成功
アップデートは成功したので、Acrobat XIを起動してみます。
起動成功=落ちない
この1回のアップデートで落ちなくなりました。
インストールされたバージョンは『11.0.20』です。
たった1回のアップデートで劇的に変化しました。
ちなみに、もう1回分の大きなアップデートがあります。Acrobatを起動して、同じようにアップデートをすると今度は『11.0.23』になります。
1回目でダウンしてしまう現象は無くなりましたが、2回目のアップデートで何か変わるのだと思いますので、常に最新にしておきましょう。
とはいえ、Acrobat XIはサポート終了、たぶんアップデートは出されないと思います。
今回はAdobe Acrobat XIが10秒も持たずにダウンしてしまうという現象に当たり、その改善策を試みました。
アップデートするだけで改善されましたので、Adobe社も既知のエラーだったのだと思います。
旧製品とはいえ、まだまだ現役、アップデートはしっかり対応して古くても最新状態にしておきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。