★今日の課題★
D.I.Y.で庭を削って駐車場にする
第4日:墨出しする
全体に影響する最初の一歩
ここまでの3日は、その場で完結する作業でした。
しかしながら今日は、今後の作業にずっと影響する基準点を決める作業です。
昼間に作業しようと思いましたが、レーザー墨出し器の線が見えづらかったので夕方まで待ちました。
当たりを付けて掘っておく
だいたいこのあたりに、このくらいの高さで水糸を張るだろうと想像しながら、土を掘っておきました。
実際には、墨出し器でしっかりと見ると掘り方が足りませんでしたが、だいたいの作業はできていたので、日没前に作業を終えることができました。
レーザー光は昼間は見えないので夕方でないと作業できませんが、日没後は作業がしづらく、近所迷惑にもなりそうなので、この限られた時間に作業を終えられる段取りが意外と重要でした。
塀から40cmで平行線
塀を支えるブロックが約40cmありました。
これを基準として、墨出し器で平行線を描く事としました。
塀と平行な線が引ければ、垂直線は簡単に出す事ができます。
墨出し器は塀から40cm離れた位置に設置します。
遠く離れた位置にあるブロック塀に墨出し器のレーザー出力の1つを当てて、塀から40cmの位置で固定します。
これでほぼ平行の線が通ったので、このとき墨出し器から出ている垂直線は、ブロック塀と垂直になります。
ブロック塀側のレーザー線をブロック目地に合わせました。ここを基準線として、これから並べるブロックの前ツラをブロック塀のブロックと同じ位置に合わせます。
木杭
レーザー光を頼りに、塀から離れた位置に木杭を打ち込みます。
木杭の一面は、レーザー線の合わせる事でブロック塀と垂直の位置を保つことができます。
水糸は相当にピンと張るので、木杭はしっかりと地中に打ち込んである必要があります。
木槌かハンマーを用意して、しっかりと打ち込みます。
今回はハンマーを使い、木杭はホームセンターで木杭として売っていた専用品を使っています。
水糸
次に、ブロックの仕上がり高さを墨出しします。
これから並べるブロックの天面の高さに合うように、レーザー墨出し器を調整します。
先ほど打ち込んだ木杭に水糸を張り、固定します。
固定ができたら、水糸が途中でたるんでいないか、下図のように板を当ててレーザー光と水糸の関係を確認します。
これでブロック塀との垂直関係が保たれ、ブロック高さも規定されます。
主な使用物品
今日の作業は『墨出し』でしたので、墨出しに関する物品を使用しました。
VOICE レーザー墨出し器 5ライングリーンレーザー Model-G5
5ライングリーンレーザー出力が可能で、4方向大矩ライン照射します。アプリからの遠隔操作ができ一人での作業を補助してくれます。精度は悪くないと思います。レーザーの強さ(線の太さ)を調整できる点は良いと思います。バッテリが2個附属され、充電しながらACアダプタで動作させ続ける事もできますので電源に関する不満はないです。専用ケースもあり、良いと思います。私は三脚と受光器も一緒に買いました。屋外作業では必須だと思います。 |
高儀 儀助 蛍光水糸 太 ピンク 270m
視認性の良い蛍光ピンクの水糸です。細と太という商品がありますが、『太』の方が見やすくて良いかなと思います。DIYであれば270mを使い切るのも遠い未来だと思いますので、1巻で足りると思います。この商品、軸部分とボビンが分かれているので、軸を持って動くとボビンが回って糸を伸ばしてくれます。作業性が高いです。 |
大五郎 石頭ハンマー
頭が鋼鉄のハンマーです。色々な物を叩きます。墨出しの木杭を叩く事に使いましたが、ブロックの水平を出すとき、駐車場区画のロープを張るためのペグを打ち込むときなど、多用します。 |
DIYなので、少し作業して終わりという事が許されるがゆえの、短時間の墨出し作業でした。
この墨出しを誤ると、あとで車が停められないという事態もあり得るので、慎重に、正確に実施しました。
グリーンレーザー、夕方には線がクッキリしてきますので、赤色レーザーよりは仕事が捗ると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。