★今日の課題★
D.I.Y.で庭を削って駐車場にする
第12日:リュウノヒゲを植え付ける
グランドカバーの定番
リュウノヒゲはグランドカバーとして非常に扱いやすい品種の植物です。
芝より葉に幅があり、色は濃い緑です。
耐暑性がありながら日陰でも育ちます。土は、根が張れれば何でも良い感じです。
植えて最初の頃は肥料や水に注意しましたが、ある程度してからは完全放置、それでも勝手に育ちます。
リュウノヒゲ、ジャノヒゲ、竜の髭、龍の髭、蛇の髭、玉竜など色々な呼び方があります。
繁殖が容易
リュウノヒゲは容易に増やす事ができます。
2014年に『花ひろばオンライン』でネット注文したのが下図の物で、当時は10~15cm間隔で植えていました。
それから5年間で相互間隔は緑色で埋め尽くされました。
踏み石の周りは砂利が入っているので根が行き届かず増えないようですが、塀寄りはギッシリです。
更に3年後の2021年には、これ以上増える場所が無いという程に育っています。
踏み石の周辺は、砂利混じりの土を少し削り、栄養のある花用の土を入れたところ、しっかり根が伸びて埋め尽くされました。
専門店のリュウノヒゲ(玉竜) 3ケースセット
グランドカバーに多用されるリュウノヒゲの『玉竜』のネット通販です。我が家のリュウノヒゲはこのお店で買いました。3ケースセットが自宅に宅配されます。今でもポットやケースが残っています。2014年に買いましたが、2021年現在も元気に育っています。 |
繁殖はタネより株分け
リュウノヒゲはちょうど今頃、5~6月頃に花を咲かせます。
下図はわかりづらいのですが、薄紫色をしているのが花です。
そして夏になると、青い宝石のような、球体の実を付けます。この実は宝石のような、独特な色合いです。
実の中には白いタネのような物があるので、たぶん植えれば生えてくると思いますが、リュウノヒゲはそんな事をしなくても増えます。株分けができます。
株分けする場合、リュウノヒゲを根から引っこ抜いてしまいます。根が無ければ株分けできませんので、必ず根からです。
リュウノヒゲをバラバラになるようにほぐしていきます。
すると、緑の葉が束になっているのがわかりますので、束はほぐさず1ユニットとしておき、別の束があれば引き離します。
束は根でつながっていますが、手でちぎる様に切ってしまえば外れます。
1つの群から3~4個の束が取れます。半径3cm程のところに集まっていた群を引き離し、3cm間隔で植えかえれば、植付け面積を広げることができます。
根が付いた束を植えれば、何年かでそれが大きな群に広がります。
移植
移植は簡単です。
今回は隙間なくリュウノヒゲが育っていた場所から、50cm角くらいゴッソリと抜き取って移植しました。
抜き取った部分にも再度リュウノヒゲが生い茂って欲しいので、株分けの方法で植えています。
このハゲのような部分、3年後には元通りだと思います。
かなりの密集度で育っていたリュウノヒゲでしたので、根が絡み合っていてほぐすのに苦労しました。泥だらけの作業なので画像が無いのが残念です。
100本以上の『束』が取れたので、それを整地した先に植えていきます。
今回は盛り土した箇所に、栄養のある草花用の土を入れて、そこにリュウノヒゲを植えていきました。
グランドカバーの目的もありますが、土砂崩れ防止も狙っています。
リュウノヒゲは密に根を張る植物で、小さな束でも抜くのに苦労するくらいです。この根が、土と一体となる事で土砂崩れしにくくなり、さらに根と根が絡み合うことで、大きなメッシュとなって一帯の地盤を固めてくれると期待しています。
仕上げ
小さな穴を掘って根から植え付けるだけで作業はおおむね完了です。
仕上げとして、上から足で踏んでいきます。
捻じる様に踏むとちぎれてしまいますので、転圧するイメージで踏み固めていきます。
一説によると、リュウノヒゲは踏まれた方が丈夫に育つらしいので、愛護的に踏ませてもらっています。
斜面にも植えたので、斜面も踏んでおきました。
最後にマグァンプKという肥料を撒き、散水して今日の作業は終了です。
これから真夏に入りますので、土が乾かないように水やりは怠らないようにしたいと思います。
3年後には、土が乾きにくい程度にグランドカバーが完成していると思います。
マグァンプK 中粒
ハイポネックスの定番肥料です。どこのホームセンターでも売っています。コストコに行けば大きな袋の商品が陳列されています。私は20kgの業務用パッケージを買っていますが、1年で使いきってしまいます。バラがよく消費する感じで、肥料をしっかりやれば、キレイな花が咲きます。 |
今回はグランドカバーの定番、リュウノヒゲを盛り土した場所に移植しました。
今日の段階では10cm間隔に雑草のように生えているだけですが、3年後にはグランドカバーとして生き生きとしている事を期待しています。
本来、株分けや植え替えは春か秋にすべきなのですが、今回は作業の都合で夏に実施してしまいました。まだ真夏では無いので大丈夫かなとは思っています。
土に根を張ってなじむまで、しばらくは水やりをしたいと思います。
土も活力が出るように、肥料も撒いておこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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