★今日の課題★
ヤフオク!で落札した『E:62:11』というエラーが出るハンディカムを昨年9月に修理しました。
しかしまだ、完治しておらずレンズが揺れたり、黒い影が入ることがあるので根治法も模索しました。
E:62:11
ソニーの公式サイトでは『手ブレ補正』の機能の関連して、『レンズに無理な力が加わる』ことによって、『レンズ駆動回路の保護』をしてエラー”E:62:11″が出されるという事でした。
バッテリーの抜き差しで改善するという事ですが、このエラーを起こす根本原因はよくわからないまま、姑息的改善はできました。
[Link] SONY: 「E:62:11」や「E:62:12」の自己診断表示 (エラーコード)が表示される(ハンディカム)
昨年9月のカメラ入手時点のエラー発生頻度から見れば、一度分解して修理した甲斐あって、この1年間はほとんどエラーを見ることはありませんでした。
その回避策の1つとしてカメラを固定した事があります。
エラーが出ていない状態でカメラを壁に固定したところ、その位置ではエラーが出ることがなくなりました。
ただし、本体のPOWERボタンで電源On/Offすると時々エラーになる事を経験的に知ったので、本体のボタン操作は行わず、ACアダプタの電源を切る方法に切り替えました。
バッテリを搭載していないので単純に電源が切れます。
これの良いところは、レンズシャッターが動かないところです。
いきなり電源が切れるのでシャッターは動かず、シャッターが動かないからレンズ周りでは何も起きないという事になりました。
おそらく、黒い影が映っていたのもこのシャッターのパーツではないかと疑っています。
固定カメラをやめた
今夏、テレワークの作業デスクを宅内で引越したため、固定カメラも外す事になりました。
そして当面、可搬式カメラとしてハンディカムらしい運用をしようと思ったのですが、そこでレンズ関係のトラブルが頻発しました。
固定するための治具などは探している最中ですが、適当な固定方法がみつからないので、カメラの修理が必要だなとおもっていました。
E:61:00で知見を得た
今月、ヤフオク!で落札したHDR-CX170というHandycamはエラー『E:61:00』が出る事が既知でした。
商品到着後に修理をしてみたところ、レンズ摺動部にシリコーンスプレーを塗布することで根治できました。
これに着想を得て、HDR-CX270Vでも試してみました。
シリコーンオイルで直る
HDR-CX270Vを分解して、カメラ摺動部にシリコーンオイルを塗布して、使用してみると改善されていました。
修理前は、何もしていなくてもレンズがガタガタと動いてしまい、映像が震えていました。
リモート会議では使いづらい映像、運動会などの長距離撮影ではまったく使えないような状態でした。
それがシューっとスプレーしただけで改善しました。
2012年1月発売の機種なのでもうじき10年。メーカーも修理対応を終えていそうなので思い切った修理方法にチャレンジできました。
1週間で2台のHandycam修理
この1週間で2台のハンディカムを治しました。
1台は2010年発売のHDR-CX170でエラー番号『E:61:00』が出ていました。
もう1台は2012年発売のHDR-CX270Vで、エラー番号は『E:62:11』がdていました。
2台ともレンズ系のエラーでしたが、シリコーンスプレーだけで異なるエラーを改善できました。
今日は、以前修理を試みて完治はしていなかった”E:61:11″が出るハンディカムを修理しました。
修理方法は数日前に発見したシリコーンオイル塗布法です。カメラレンズの摺動部にスプレーするだけです。
この単純で野蛮な感じの方法で、型の異なる2機種を修理することができました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。