★今日の課題★
Windowsパソコンを起動したら唐突に表示されたエラーを解決する。
タイトルは『システムエラー』
画面の中央に出現したメッセージボックスのタイトルは『システムエラー』でした。
本文は『エラーが起きたため、アプリを終了します。バグを報告しました。』でした。
芸人ピスタチオの『何の?』と言いたくなるような、どのアプリからなぜエラーが出たのかわかりませんでした。
Windowsスタートアップアプリ
ユーザーが頼むか否かに関わらず、Windows起動時に勝手に起動してくれる、または起動してしまうアプリがいくつかあります。
- Acrotray(Adobe)
- CS6ServiceManager(Adobe)
- ElcMouseApl(ELECOM)
- iPSNotifier(Brother)
- Lenovo Hotkeys(LENOVO)
- Microsoft Teams(Microsoft)
- OESwitch(Cross Language)
- RtkAudUService64(Realtek HD Audio)
- SecurityHealthSystray(Windows)
- Slack(Slack)
- TwDsUiLaunch(Brother)
上記はタスクマネージャーのスタートアップアプリに登録されていて、かつ、有効になっていたものです。
実際にはこれ以外にもアンチウイルスソフトのMcAfeeが起動します。
止め方がわからないものとしてCorelのVideoStudioのポップアップ広告もあります。これはどこにも設定が無いので消えないです。
よく見るとアイコンが
エラーメッセージには『OK』ボタンしかなかったのでクリックすれば終わりなのですが、気持ち悪いのでOKせずに置いたまま調査しました。
アイコンをよく見ると DeepLのアイコンが起動状態、フォーカスされていることがわかりました。
今回のエラーメッセージの送り主はDeepLだったようです。
DeepLとは
DeepLとは、AI翻訳アプリです。
個人的にはGoogle翻訳などよりも、こちらが欲しい訳をしてくれる感覚があるのでよく使っています。
元々はウェブ上の機能として使っていたのですが、使用中にしつこくアプリのインストールを促され、いつの間にかダウンロードしてしまうことが多いので、諦めてインストールしました。
テキストなどをコピーする際に Ctrl + C のショートカットを多用するのですが、それを2回するとDeepLが勝手に起動するなどということがあったので、スタートアップで自動起動していたのだと思いますが、タスクマネージャーのリストには載っていなかったです。
解消?
DeepLについて、特に何もしていませんが、とりあえず何も起こらなくなりました。
現在のバージョンは『4.5.0.8268』です。
自動起動によるエラーは困るので、とりあえず設定画面から『システムスタートアップでDeepLを起動する』のチェックマークは外しました。
ついでに
以前からウザイなと思っていたVideo Studioのポップアップ広告の消し方も調べてみました。
すると、販売しているソースネクストのホームページに掲載があったので試してみました。
まずはWindowsマークをクリックすると出て来るメニュー画面で『タスクスケジューラ』と入力します。
そこで候補されるアプリを起動します。
色々なアプリがリストされる中で、それっぽいものを選んで無効化します。
- CorelUpdateHelperTaskCore
- CorelUpdateHelperTask-F181C612EBFD2E8E3AC1C973AE6902B2
2つ目の『F181 C612 EBFD 2E8E 3AC1 C973 AE69 02B2』は何を意味するかわかりませんが、16進数の塊だろうという想像はつきます。
ただし、この2つ目の記号のようなファイル名のものの『前回の実行時刻』は『1999/11/30 0:00:00』となっているので、たぶん実行されたことのないファイルなのだと思います。何らかの都合で偶発的に作られ、消せなくなったのなと思います。
おわりに
筆者はプログラミングをするのですが、メッセージボックスには必ずアプリ名を記述するように心がけています。
Visual Studioを使ってMessageboxを設置する場合、第2因子にはボックスタイトルを入れるようになっているので、そこにはリソースに登録してあるアプリ名を引用するように標準化(形式化)してしまっています。
今回のケースでは、そのような措置をしていないので、何がエラーを出しているのかユーザーにわかりづらいという結果になりました。
明日は我が身、ユーザー様に嫌われないように配慮していきたいと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。