★今日の課題★
病院でコミュニティFMラジオを聴く
入院は退屈
日頃、仕事などで動き回っている人が、いざ入院するとなると手持無沙汰になって退屈します。
入院中は療養が仕事なので、療養以外のことは止めるというのが一般的な考え方かもしれません。
身体はあまり元気ではないが、頭は働く、動き回れないが、無の状態にもなれない、という状況だと思います。
筆者は何カ月という単位で入院したことがありますが、まずテレビは飽きてしまいます。さらに、テレビは有料なので給料を貰えない状況で毎日見続けるのは贅沢です。
入院のお供にラジオ
アマプラやネットフリックスなどを契約している人は、スマホで動画を観る事ができるので、そちらで時間をつぶすことができるかもしれません。
ただし、ベッド上でただただ横になっているという状況で、ずっとスマホ画面を見ているのもしんどいです。
そこで活躍するのがラジオです。
病室をよくみると、ラジオを持ち込んでいるという人が散見されます。
下図の患者さんはまぁまぁ大きなラジオを持ち込んでいます。
こちらの患者さんも大きなラジオを持ち込んでいます。
クリアな音質を求めている!?
病棟を見ていると、男性はポケットラジオ、女性はラジカセが多いような気がします。
もしかすると、退院後のことを考えている、あるいは入院前から使っているラジオなのかもしれません。
ラジカセで聴いている人は、それなりに大きなスピーカーから音を出して聴いているので、雑音が多い局は聴いていないように見受けられます。
イヤホンの人はわからないのですが、音質は良い方を求めるのは必然だと思います。
病院で試聴
百聞は一見に如かず、一度試してみれば良いと思い、近々手術を受ける予定の病院にラジオを持って行ってみました。
病院が立地している都市にあるコミュニティFM局(79.4MHz)と、隣接市にあるコミュニティFM局(82.0MHz)の比較です。
病室ではない外来検査室の近くで試聴したので、入院時にどうなるかわかりませんが、いつもの局は聴こえませんでした。
リスナー獲得の好機
普段はラジオを聴かない人も、入院したことでラジオを聴くことになるかもしれません。
普段は車で有名局のラジオを聴いている人が、電波が弱くて聴けなかったコミュニティラジオを聴き始めるかもしれません。
可聴エリアが半径5km程度、多少の雑音を許容しても10km圏内であるコミュニティラジオ局にとっては、病院のように不動の施設で、かつ、数百人がじっとしている場所は、ラジオを聴いてもらうには良い条件が揃っています。
ラジオ貸出
病院に入院するときの持参物として浴衣や上履き、タオルなどはリストされていますが、ラジオのような娯楽用品はリストアップされていないことが多いです。
予定入院であればまだ準備できますが、緊急入院の場合には入院セットを借りるか、院内売店(コンビニ)で買うか、といった選択になります。
そのようなときに、ラジオを貸して貰えたら良いのではないかと思います。
ときどき見かける『善意の傘』のようなイメージです。
イヤホンと電池については受益者負担、患者さんに買ってもらうことで、ラジオのメンテナンスなどに人件費がかからずに済むのではないかと思います。
ガチャマシンはAmazonで6,523円で売っていました。
入る球数が少ないですが、ラジオの貸出回数が伸びる病院であれば大きなマシンに置き換えても良いのかなと思います。
また、院内売店さんに管理してもらうか、ボランティア団体さんに管理してもらうことで、中身の補充などに現場を訪れることが少なくて済むかなと思います。
おわりに
今回は、入院中のラジオ利用について検討しました。
もし、無償貸出のラジオがあれば、利用する人は居るのかなと思いました。
もし、コミュニティFM局を応援したい人が居たら、病院にラジオを寄付して、コミュニティFMを聴くように啓発すると良いのかなと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。