★今日の課題★
LenovoのThinkBookのSSDを換装する。
対象品
LenovoのThinkBook 13x Gen4 プレミアムを購入しました。
内蔵SSDを512GBから1TBに増やす費用が22,000円ということで、DIYの方が安いなと思ったことと、2TBや4TBでないと足りないであろうことから、換装することになりました。

パソコン調達の経緯については、下記の記事をご参照ください。
SSD換装作業
早速、換装作業に入ります。まずは、回復ドライブをつくり、元のSSDを外し、新しいSSDに換装し、回復ドライブでWindowsを実装する、といった流れになります。
1.回復ドライブ
SSDの換装方法は以下の通りです。この作業をする前に、Windowsの復元用USBフラッシュメモリを作っておきます。
- コントロールパネルの『回復』を選択
- 高度な回復ツールから『回復ドライブの作成』を選択
- 回復ドライブの作成ウィザードに従って進める
- 指示に従いUSBフラッシュメモリを挿入
- 回復ドライブ完成

2.下面蓋(Lower case)を外す
- コンピュータが完全にシャットダウンされていることを確認
- コンピュータを平らな場所に逆さま(下面を上)に置く
- 6本のネジ(M2×5mm)を外す
ドライバービットは『T5』というサイズがピタリと嵌りました。


- ラッチをこじ上げる
- 下面蓋の上側を少し持ち上る
ツールなしでは外せないと思います。特に2番の所の嵌合は取り外しが難しかったです。

3.バッテリの取り外し
- 下面蓋を裏返す
- バッテリーブラケットからネジを2本外す
- バッテリーケーブルコネクタを取り外す
- 下部ケース(バッテリー付き)を取り外す
4.SSDの取り外し
- バッテリが外れていることを確認する
- テープを剥がす
- ネジ(M2×2mm)を1本外す
- SSDをスロットから引き離して取り外す
5.SSDの装着
- 交換用のSSDを用意(購入・開梱)


- 元のSSDに装着されていた銀色のカバーをかぶせる
- 元のSSDが挿入されていたコネクタに換装用SSDを装着
- SSD固定ネジ(M2×2mm)1本を締める
- 黒いテープを元通りに貼る
- バッテリのネジ2本を締める
- 下面蓋を元通りに嵌合させる
- 下面蓋の6本のネジ(M2×5mm)を締める


*.使用器具類
回復
筐体を元に戻したあとは、Windowsを回復させます。
USB-Cハブを使って回復ドライブ(USBフラッシュメモリ)を接続し、電源を入れます。

最初にLenovoのロゴが表示されます。

次に言語設定の画面が表示されます。

次はキーボードレイアウトです。本体に搭載されているキーボードの配列は『Microsoft IME』です。

次は処理の指示です。『ドライブから回復する』を選択します。

まっさらなSSDに書き込むので『ドライブを完全にクリーンアップする』を選択します。

実行します。

処理が始まると、何パーセントまで終えたかの進捗が表示されます。30分はかかるのではないかと思います。

自動処理が終わると、このパソコン自体の初期設定に入ります。ここからの処理は、回復ドライブを作ったかたは経験済だと思います。新品を開封したあとで行う処理と同じです。
- 国または地域はこれでよろしいですか?
- 日本
- これは正しいキーボードレイアウトまたは入力方式ですか?
- Microsoft IME
- 2つ目のキーボードレイアウトを追加しますか?
- ネットワークに接続しましょう
- 更新プログラムをチェックしています
- ライセンス契約をご確認ください。
- デバイスに名前を付けましょう
- Microsoftエクスペリエンスのロックを解除する
- Microsoftアカウントを追加しましょう
- サインイン
- アカウントがありませんか?作成しましょう!
- より迅速かつ安全にサインインするために、顔認証を使用しますか?
- PINの作成
- PINのセットアップ
- デバイスのプライバシー設定の選択
- 位置情報
- デバイスの検索
- 診断データ
- PCバックアップからの復元の力を体験してください
- バックアップから復元しています
- デバイスを保護する
- エクスペリエンスをカスタマイズしましょう
- PCからスマートフォンを使用する
- 携帯電話の写真をバックアップして安全に保つ
- 常に最近の閲覧データにアクセスできます
- Microsoft 365 を無料で使用できることをご存じでしたか?
- 終了しています

初期セットアップ
とりあえず、Windows Updateを尽きるまで繰り返します。数回は再起動があると思います。再起動後、設定からWindows Updateを開くと、また新しいリストが表示されていることがあります。
ソフトウェアのインストールを行います。今回は以下のソフトを入れました。
上2つはブラウザです。普段のネット閲覧はChromeで、PDFファイルはFireFoxで開くようにしています。
メーラーソフトはThunderbirdを使っています。
アンチウイルスソフトはMcAfeeを既に使っていたので、別のパソコンで開いた管理画面のQRコードをThinkBookで走査してインストールしました。
画像ビューアはPicture Managerを使っています。簡単な加工もできる優れたソフトが無料で配られているので、毎回インストールしています。
SSD
コルセアの2TBが28,669円で出ていましたので調達しました。翌朝4:30~8:00の配達指定でしたので、朝には届いていました。
同じ日に、ヨドバシカメラで同一製品を見ると31,860円、ゴールドポイント3,186円相当還元、差額28,674円でした。
SSDの注意点としては『2242』という、22mm×42mmのサイズの物を選ばなけれなならない点です。
間違えると、嵌りません。
『2242』の実勢価格は以下のとおりです。
この価格を見ると、仮にサムスンあたりの1TBが標準で付いて22,000円ならば妥当な価格設定なのかなと思いました。Lenovoが2TBもラインアップしていれば、作業の手間などを考えるとメーカーカスタマイズする人が増えるような気がします。
2TB
- 28,669円(CORSAIR 2TB MP600 Gen4x4 7000MB/s)
- 34,800円(トランセンド 2TB TS2TMTE410S Gen4x4 読込5000MB/s 書込4300MB/s)
1TB
USBフラッシュメモリ
SSDを換装する前に、回復ドライブを作る必要があります。
32GBのUSBフラッシュメモリで作ります。
USB-C ドック
ThinkBook 13x Gen4 には外部ポートがUSB-Cしかなく、HDMIポートすら無いのでハブやドックと呼ばれる物が必要になります。
おわりに
今回は、新調したノートパソコンのSSDを換装しました。
新品なのでクローンディスクではなく、クリーンインストールしたので、特に問題なく作業が進みました。
512GBから2TBで4倍ですが、画像などファイルサイズが大きいものが増えていく時代、2TBでどこまで耐えられるのかわかりません。4TBへの換装、数年内にありそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
