★今日の課題★
Excel2010が作業開始直後にダウンしてしまう現象(2019年正月)の改善
年始からExcelが使えない
Microsoft Excelを仕事の必須アイテムとしている人も多いと思います。
仕事はじめでいきなり『Excelが使えない』という現象に直面していないでしょうか。
私は、直面しました。
Excelは起動します。数字も入力できます。
文字が入力できないようです。
まったく作業ができない
Excelに文字を入力するとすぐに停止します。
日本語入力でも英語入力でも同じです。
数字なら大丈夫ですが、数字以外を入力するとすぐ停止します。
まったく作業になりません。
原因はKB4461627
調べてみると、Microsoft UpdateでインストールされたKB4461627というファイルに問題があるようです。
Microsoft (マイクロソフト)では更新プログラムをアンインストールするように指示しています。
特にどういう現象が起こるとか、こういう人にお勧めとか、そういったことは書いていません。
Microsoftサポート: Excel 2010 (KB4461627)、2019年1月2日の更新プログラム
Microsoft Support: January 2, 2019, update for Excel 2010 (KB4461627)
修正方法:KB4461627のアンインストール
前項での述べましたが、アップデートプログラムKB4461627をアンインストールします。
1.設定を開く
Windowsの『設定』を開くと下図の画面が開きます。
この中から『更新とセキュリティ』を選択します。
2.Windows Updateの更新履歴
Windows Updateの画面が開くので『更新の履歴を表示する』を選択します。
3.コントロールパネルを開く
更新履歴のページで『更新プログラムをアンインストールする』を選択すると、コントロールパネルの対象ページが開く。
4.アンインストール
表示される一覧から対象となるファイルを選択します。
次に『アンインストール』を選択し、表示される手順どおりに作業するとアンインストールされます。
Office2010もまもなく終了
オフィス2010は2020年10月13日にすべてのサポートが終了します。
今回のMicrosoft Updateのトラブルはサポート終了とは関係ありませんが、こうしたトラブルが発生した際に対処されないのがサポート終了後の実際です。
Microsoft: Windoes 7 & Office 2010 2020年サポート終了
対処法は買替
Officeを最新版に入れ替えれば、サポートは続きます。
従来、オフィスソフトといえば箱に入ったCD版やDVD版を買ってくるか、パソコンを買ったときにインストールされているものでした。これらは3万円台で買って5年以上は使っていたように思いますので、36,000÷72ヶ月なら月500円くらいに換算できます。
最近はOffice365の登場で、期間を区切って使う方法も生まれています。
Microsoft Office 365 Soloなら1年間、ご家庭にあるパソコンなどに何台インストールしてもOK。ただし同時に使用できるのは5台までですが、家族が5人でも5台同時に使う事は稀でしょう。
この1年版の市価は12,000円を切るくらいなので、月1,000円くらいです。
従来版は月500円くらいですが、1本で2台へのインストールになります。
家に何台パソコンがあるのかということと、サポート終了後にどう対処するかということが、従来版と365の選択の分かれ道になります。
めったにパソコンは使わないという方、年賀状ソフトがメインでWordやExcelは必要になったときだけで高度な事はしないのであれば、従来型の買い切りタイプが良いと思います。10年後でも使えます。
それなりの使用頻度があり、またお子さんが高校や大学でレポートも作成するということであれば、使えなくなると困るのでOffice 365を検討してみてはいかがでしょうか。
今日の解決策は『アンインストール』でしたが、それなりにリスクも背負います。
次の解決策は『Officeソフト更新』になると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。