★今日の課題★
UFJ銀行を装ったフィッシング
簡体字中国語のUFJメール
パソコンのメールに下記のようなメールが届きました。
銀行に登録しているアドレスでは無かったのですぐに気づきましたが、他にも気づくべきポイントがありました。
まずフォントが普通ではないなとの違和感。
メールを詳しく調べてみるとコードに『charset=”gb2312″』という記述がありました。chasetとは恐らくフォントを規定する記号だろうと察し、文字コード『GB2312』を調べてみると『簡体字中国語』ということがわかりました。
おそらく、中国大陸から送られて来たか、そちらの方から持ち込まれたパソコンで送られたメールのようです。
差出人のメールアドレスが『mufg.jp』で終わっていない点も怪しむポイントでした。
本文最初の行の末尾に句読点が無いのも銀行らしく無いなと思うポイントです。
UFJの電話番号を調べてみると『042-211-7000』は存在せず、番号が1つ違う『042-311-7000』が三菱UFJ銀行 インターネットバンキングヘルプデスクの電話番号でした。
フリーダイヤルも『0120-553-555』は存在せず、『0120-543-555』がUFJの窓口につながる番号でした。
メッセージのソース(コード)
対処
こうしたメールが来た場合どう対処するか。
まず、メール自体は削除してしまいます。
見出しなどにあった内容が気になれば、銀行のホームページにアクセスするか、電話で確認します。
このとき、メール内のリンクなどは利用せず、自ら検索して銀行の公式ページを探す方が間違いないでしょう。
電話番号も同様です。銀行の電話番号はネット、もしくはキャッシュカードなどに記載がありますので、そちらを調べてかけてみます。
もし、メールから操作をしてしまった場合には、早めに警察署に行って相談しましょう。実害が出る前に止める方法を教えてくれるかもしれませんし、何らかの安心のタネがあると思います。
今日の解決策は『まずメールを削除、そして銀行の電話番号を調べて問い合わせる』でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。