★今日の課題★
ルンバ(780)から高音の異音がするので改修するのが本日の目標。結論から言うとエッジクリーニングブラシのモーター部の異常が最大の原因でした。
昨日までのルンバ(Roomba)
├ ひととおり清掃
├ 残る回転部分はエッジクリーニングブラシ
├ 裏蓋を外してモーター部品を取り出す
├ モーター分解には特殊工具
├ 硬化した埃が隙間を埋める
├ 歯車の一山ずつ
├ 結果
├ 他の課題と解決策
ひととおり清掃
ルンバの体調不良では毎度お馴染みとなっているダスト容器とエクストラクターの清掃です。
これまでに幾度となく清掃してきた場所なので、ここを清掃すれば終わりだと思ったのが間違いでした。
残る回転部分はエッジクリーニングブラシ
ルンバが動き出して、何かが回転すると高音の異音がする訳ですから、回転する部分を疑います。
残された回転部分といえばエッジクリーニングブラシです。
これまで、パッと見ではさほど大きなモーターも入っておらず、あれだけの音は出せないと思っていましたが、実際は強力なモーターなので異音も大きくなりました。
ブラシは買い置きがあるので新品交換はいつでもできますが、今回はブラシを外した状態で回しても異音がしたので、原因は消耗品の部分ではないと判断しました。
ルンバ 700シリーズ 消耗品セット
ルンバの700シリーズに互換のある社外品(非純正品)のセットです。 |
裏蓋を外してモーター部品を取り出す
これも手慣れた感じになってきましたが、裏蓋を外します。
ルンバをひっくり返して、ココですと矢印が付いたネジを外すと簡単に取れます。
開けると毎回、埃が詰まっています。
この作業は普通のプラスドライバー1本でできます。
モーター分解には特殊工具
モーターは本体部と上蓋の2つの構成部品があり、それを留めているのがスター型(Y型)のネジです。
これを外すには、それに対応したドライバーが必要です。予め用意しましょう。
100円均一でも売っていそうですが、筆者はまだ見かけたことがないので、ネット通販で調達しています。
スター型(Y型)ドライバーを含む精密ドライバーセット
あまり単品では売っているのを見ないので、セットで買う事になるかもしれません。近所の100均やホームセンターでは見つけられなかったので、送料を考えるとセット商品でも良いかなと思ってしまいます。 |
硬化した埃が隙間を埋める
開けた瞬間、ヤバイと思いました。
中には歯車が2つ入っているのですが、そのパーツの隙間は埃で埋め尽くされていました。
その埃は凝縮されたような塊で、おそらく湿気も手伝って硬化している部分もありました。
分解修理の手順は後述しますが、手っ取り早くユニット交換してしまうという方法もあります。
色々と道具を揃えて、直せなかったときのことを考えると、ユニット交換ならばプラスドライバー1本で済みそうなので、安上がりかもしれません。
iRobot Roomba サイドブラシモジュール
エッジブラシ用のモーターが入ったモジュールです。この形でのユニット交換となります。5~8千円くらいでいろいろな種類が売られています。 |
歯車の一山ずつ
歯車をよく見ると、山の部分に埃が入ってしまって、おそらくそのまま嵌合したので埃が押し込まれてしまっています。
エアガンで拭きましたが、まったく取れません。
仕方が無いので、ピックを使って1山ずつ丁寧に、すべての山を掃除しました。
歯石取りツール(歯車のゴミ取りに応用)
歯石を取るためのツールですが、今回の掃除に役立ちました。ちょうど良い硬さとしなやなさで、歯車を傷つけることなく、硬化したゴミを取る事ができました。 |
結果
改善しました。
今回はルンバの異音対応として、エッジクリーニングブラシのモーターを分解清掃しました。
これまでにも異音が発生し、清掃することで直してきましたが、それはダスト容器が最も多かったです。
エッジクリーニングブラシのモーターは、ルンバ全体の大きさから見たら小さいですが、あれだけの高音を放てるほどに強力なモーターであることがわかりました。
安くはないルンバ、大事に手入れしていかなければなりません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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